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クンストハウス・ウィーン
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ウィーン,オーストリア
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ドイツ語圏における「芸術の首都」ウィーンについては特に説明の必要はなかろう。最近は美術史美術館の道路を隔てた向かいに、モダンアートやコンテンポラリーの作品を主に展示する複数の美術館からなるミュージアム・クォーター(MQ)が完成し、多くの美術ファンを集めている。エゴン・シーレ作品を数多く展示するレオポルド美術館やウィーン・アクショニズムのビデオ作品など近現代の嗜虐的な芸術作品を展示するMUMOK(ルートヴィッヒ財団近代美術館:Museum Moderner Kunst Stiftung Ludwig)―その嗜虐性ゆえに日本ではあまり大きく紹介されることがない―は、このミュージアム・クォーター内にある。 クンストハウス・ウィーンは、ウィーン・ミッテ駅から北東に5分ほど歩いた、ドナウ運河の手前あたりにある。フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーが外装、内装を手がけた建物で、原色や金銀のモザイクタイルを使い、曲線を多用して、さらに自然の緑をふんだんにあしらった、いわゆるナイーヴ建築ともいうべきものである。2分ほど南東に歩いたところにはフンデルトヴァッサーが設計した公営住宅もあり、こちらには実際に住民が暮らしている。
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