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アンナ・ゼマンコヴァ (Anna Zemankova)
オロモウツ(チェコ)1908年生 − 1978年没

 少女時代はごく普通の少女で、絵に興味はあったが美容師の父に反対され、1926年から歯科技師として働きはじめる。1933年に公務員と結婚してブルノに移り住む。そこで二人の息子と一人の娘を産んだ後、1948年には一家でプラハに引っ越す。
 1950年代に長い間、糖尿病からくる神経衰弱に悩まされたが、やがて創造の精霊にとりつかれて52歳から絵を描きはじめる。 明け方の4時から7時のあいだ、彼女は目には見えないがなにかしら磁気を帯びた力を感じて、きまってその時間だけ絵画制作を行った。人間と植物は生命連鎖でつながった同盟関係にあると信じ、柔らかい色調で地球上に存在しえないような想像上の植物を描いた。しかし、糖尿病の進行とともに1966年には失明の危機に陥り、さらに両足を切断する事態に至る。
 その後手すきの高級紙に絵を描いてしわくちゃにしたり、スパンコールで刺繍した絹布にペインティングをするなど新しい試みも行ったが、1978年に死亡。

参考文献:  『アートランダム アウトサイダーアート


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