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ヴァシリー・カンディンスキー (Wassily Kandinsky)
モスクワ(露)1866年生 ― ヌイイ・シュル=セーヌ(仏)1944年没

【略歴】
 モスクワ大学で法律と経済学を専攻した後、1896年にミュンヘンに移住。シュトックに師事して絵を学び、ユーゲントシュティールや印象派の色濃い作品を描く。
 1903年より5年にわたり北アフリカやヨーロッパを旅する。
 1908年にミュンヘンに帰り、表現主義に傾倒する。
 1909年、ヤウレンスキ、クービンらとともに「新芸術協会」を創設。
 1910年、水彩画で初の抽象画を完成させる。
 1912年、『芸術における精神的なもの』を刊行。クレークービン、マルク、マッケらと青騎士会を結成。
 1914年、ロシアに帰国し、モスクワ美術学校の教授となる。
 1918年〜21年にかけて革命政府の芸術施策に参画。
 1922年よりワイマール・デッサウ・ベルリンでバウハウスの講師を務める。
 1933年、ナチス政権の樹立に伴いフランスに亡命。1944年没。

 カンディンスキーの画風は、色彩の激しいドラマチックの時代(1910〜20)、建築的構成のコンポジションの時代(1920〜24)、円の時代(1925〜28)、具体芸術の時代(晩年)に大別される。
 パリ国立近代美術館とNYのグゲンハイム美術館がカンディンスキーの作品を多く所蔵している。初期作品はミュンヘンのレンバッハ・ハウスにある。

 カンディンスキーについてもっと知りたい方は、以下の本をお求めください。

『カンディンスキー』 有川治男(編集) 画家の作品と生涯を紹介。

『カンディンスキー―抽象絵画と神秘思想』
S・リングボム (著), 松本 透
 抽象美術の巨匠と同時代のオカルト美学の密接な関係を描く画期的な作品。

『カンディンスキー』
 カンディンスキーの作品14点を収録した大判画集。
 1作品ごとに図書から切り離して観賞できるシリーズ。〈無線綴じ〉

『カンディンスキー全油彩総目録〈1(1900~1915)〉』

 ハンス・K. レーテル , ジーン・K. ベンジャミン (編集), 西田秀穂 有川治男 (訳)
 たいへん高価ですがカンディンスキー・マニアを自称するなら持つべきでしょう。

『カンディンスキー・コンポジションとしての絵画―宗教的主題の解読』
 江藤光紀(著)
 カンディンスキー作品をイコノロジーで読み解く稀代の論考

『ヴァシリー・カンディンスキー』
パルコ美術新書 
 ペーター・アンセルム リードル (著), Peter Anselm Riedl (原著), 金田 晉 (翻訳), 森 秀樹 (翻訳)

『点と線から面へ』
W.カンディンスキー(著), 宮島久雄(訳)

『カンディンスキー研究―非対象絵画の成立 その発展過程と作品の意味』
 西田秀穂(著)

『ワッシリー・カンディンスキー』
 フランソワ ル・タルガ (著), 佐和 瑛子 (訳)  




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