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ヘンリー・ダーガー (Henry J. Darger)
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シカゴ(米) 1892生 ― シカゴ(米) 1973没
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シカゴで生まれダーガーは4歳になる直前に母親を亡くし、父親一人に育てられたが、その父も身体に障害をきたしたため、8歳でカトリックの少年施設に送られた。しかし、知的障害があると誤診されて知的障害児のための施設に移される。 以上がアメリカで最も重要なアウトサイダー・アートの作家、ヘンリー・ダーガーの簡単な略歴と作品発見にまつわるエピソードである。注目すべきは彼の描いた「物語ワールドー妄想ワールド」の壮大なスケールとボリュームである。これについてはヴェルフリの前例がある。ヴェルフリの作品世界もきわめて興味深いが、そこに攻撃やゲームの要素は少ない。ダーガーの世界には他者に対するくめどもつきぬ激しい思いがある。コミュニケーション過剰な現在において、数十年にわたる孤独な生活を補完しためくるめく妄想とその肉化作業の果実は、類まれなる人類の秘宝である。職業画家だけでなく職業作家の多くが、ダーガーのこの長期に及ぶ創作活動に震えおののくことだろう。これこそが名声や職業意識を前提とせずに書かれた/描かれた作品の凄み、アール・ブリュットの凄みだ。(「職業意識」がないからスゴイ作品ができるわけでないことは言うまでもないが)。 ダーガーについてもっと知りたい方は、以下の書籍をお求めください。 |
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